ニキビの治療に使われる薬のこと。
皮膚科の治療に使われるニキビの薬や成分について、主なものをまとめてみます。
・ハイドロキノン
シミや色素沈着改善するために効果がある成分で、外用薬によく使われています。
すでにできてしまったメラニン色素を薄くする働きがあるとともに、新しくできるニキビの予防にもなります。
効果が強い反面、アレルギー反応が出てしまったり、白斑ができる可能性があります。
医師の指示にしたがって使用する必要があります。
・抗生物質
皮膚の炎症をおさえる働きがあります。赤ニキビに効果的です。
塗り薬と飲み薬があり、両方処方されることもあります。
・ディフェリンゲル
毛穴を塞ぐ角質ができるのを防ぐ、毛穴のつまりに作用してニキビの悪化を防ぐ働きがあります。
白ニキビや黒ニキビに使用して炎症が起こるのを予防します。
肌が赤くなったり、かゆみや痛みが出ることがあります。自分の判断で使うのをやめたりせず、医師に相談しましょう。
・漢方
長期間治らないニキビの治療に使われることがあります。すぐに効果が出ないかもしれませんが、体質を改善してニキビのできにくい肌になれる可能性があります。
塗り薬と併用するところもあります。